個人戦 準々決勝~決勝 報告
第48回 東京都私立中学高等学校テニス選手権大会(個人の部)
男子シングルス
決勝
田村爽(日大鶴ヶ丘高) 6-2 千葉麟太郎(渋谷高)
準決勝
千葉麟太郎(渋谷高) 7-6(6) 河田優太朗(法政高)
田村爽(日大鶴ヶ丘高) 6-4 末岡太一(日大鶴ヶ丘高)
準々決勝
河田優太朗(法政高) 6-4 野田啓太(日大鶴ヶ丘高)
千葉麟太郎(渋谷高) 7-5 松井庵利(東京成徳高)
末岡太一(日大鶴ヶ丘高) 6-1 菅原悠義(日大鶴ヶ丘高)
田村爽(日大鶴ヶ丘高) 6-4 伊藤駿汰(開成高)
女子シングルス
決勝
久保田美乃里(東京高) 6-1 相良祐貴菜(東京高)
準決勝
相良祐貴菜(東京高) 6-0 牧野美穂子(晃華学園高)
久保田美乃里(東京高) 6-0 菊池梨央(東京高)
準々決勝
相良祐貴菜(東京高) 6-0 本田莉々香(東京高)
牧野美穂子(晃華学園高) 6-0 山本結希(東洋英和女学院高)
菊池梨央(東京高) 6-3 木下もも香(東京高)
久保田美乃里(東京高) 6-2 神村京花(大成高)
1月13日、好天の下、個人戦の準々決勝・準決勝・決勝が、有明テニスの森にて行われました。
男子の決勝は、第2シードから順当に勝ち上がった田村くんと、
予選から勝ち上がったノーシードの千葉くんとの対戦となりました。
QF・SFの2試合で、田村くんは20ゲーム、千葉くんは25ゲームを要し、
疲れの隠せない両者はお互いにブレークされてのスタート。
3ゲーム目こそ田村くんがキープしたものの、
続く4・5ゲーム目もブレーク合戦となります。
それでも流石に決勝戦らしく、鋭いスライスでつなぎ合う場面や、
ドロップショットからのパッシングなど、好ラリーが続きます。
ファーストサーブの確率が上がらずキープできないレフティーの千葉くんに対して、
苦しみながらもサービスゲームをキープした田村くんが5-2とマッチゲームを迎えます。
ダブルフォルトで相手のダブルマッチポイントとなり、次の1本はなんとか凌いだ千葉くんでしたが、最後は自球がネットにかかり、勝敗が決しました。
女子は、昨年高1で優勝したディフェンディングチャンピオンの相良さんと、後輩である1年生の久保田さんの同校対決に。
前日から本戦の6試合全てが6-0と、圧倒的な強さで勝ち抜いてきた相良さんでしたが、
薄いグリップで高い打点からフラット系のボールを左右に打ち分ける久保田さんに苦戦し、4-0とリードされてしまいます。
ロブも交えてチェンジオブペースをはかり、なんとか1ゲームキープしますが、
久保田さんの絶妙なドロップショットも決まり、スコアは5-1に。
ラストポイントは相良さんの強打がネットに当たり、そのままエンドラインを越えてゲームセットとなりました。
準決勝と決勝には、来年度実施のイベントに向けてボールパーソンが入った関係で、表彰式も多くの生徒に見守られる中で、という形になりましたが、
男女のチャンピオンがウィナーズスピーチの中で触れたこの大会に対する思いも伝わり、温かい拍手に包まれる大会のフィナーレとなりました。
年末の予選から6日間、天候に恵まれ、順調に大会を進行することができました。
今年度の当連盟主催の大会はこれですべて終了しました。
会場提供・運営をしてくださった学校、協賛企業の皆様に感謝申し上げます。
来年度も引き続きよろしくお願いいたします。
※顧問の先生方へ
2月末の指導者講習会の申し込み締切まであと10日となりました。まだ人数に余裕がありますので、是非参加をご検討ください。